TOP50遠賀川フライト前

 

自身のトーナメント人生で最も長期間練習した今回のTOP50遠賀川戦。

初めてプロトーナメントに出場した始まりの地であり、同時に公式戦で初めて入賞したのもこの遠賀川。

真冬の間から定期的に訪れては魚探がけをして、プリプラクティスにおいてもフルタイムプロに劣らない練習をこなして万全の状態で試合に臨みました。

しかしトーナメントは常に無情であり過酷なもの。

結果は苦しみに苦しんだ末に予選落ちとなり、最終リザルトは34位にて今大会を終えました。

大変思い出したくない1戦ではありますが少しばかり振り返ってみたいと思います。

 

 

プラクティス

 

今大会は減水によってリスケとなったため、延期前の練習を除くとプリプラクティスは計4日間。

増水して減水時ほどイージーには釣れないもののリミットは何とかなりそうだなという感触でした。

ただしワンスポットから絞り出すというよりは、転々として拾っていくかタイミングによるラッシュに期待する感じ。

通い詰めたフィールドということから試合を想定したイメージ力・準備力において詰めが甘かった、と試合後に感じるような内容だったと記憶しています。

 

 

大会初日

 

気合十二分で臨んだ大会初日でしたがフライトはまさかの49番/49人。

しかし空いたところで拾っていけると甘く考えていたため、むしろ2日目のファーストフライトにラッキーだとその時は感じていました。

 

TOP50遠賀川フライト

 

ファーストスポットは選手と選手が流しているストレッチの間のちょっとしたバンクのカバーからスタート。

その後は空いているピンやストレッチをチェックしながら少しずつ釣り下がっていきました。

ところが周りの人がポロポロ釣っていく中で自分はノーバイト。

移動のテンポやアプローチが少しずつ早く雑になっていき、徐々に緊張が焦りへと悪化していきました。

 

TOP50遠賀川試合中

 

そして気づけば4時間が過ぎて様々なプレッシャーに押しつぶされそうな状況下、一先ず確実にキーパーをキャッチするべく魚影の濃い上流域を目指しました。

しかしプレッシャーにより状況はさらに厳しくなっており、地獄のような1時間を過ごしたのちに遂に待望のキーパーをキャッチすることができました。

そこからは少しずつ本来のペースと集中力を取り戻していき、ミスもありましたが1時間に1本ペースで追加。

何とか3本まで挽回して帰着となりました。

この日は1010g/3尾・36位、予選通過の望みは残した状態で初日を終えました。

 

 

大会2日目

 

この日のノルマは2500g/5尾のウエインして一先ず予選通過。

ファーストフライトのためまずはプレッシャーの低そうなストレッチでエレキを下ろし、流しながらリズムを作っていくべく手始めにバンクフリップからスタートしました。

選手とバッティングするまでひたすら流した後は、初日同様に空いてるエリアをチェックしながら下流へラン&ガン。

 

TOP50遠賀川試合中

 

この日は釣り方を試行錯誤しながら初日よりペースを落として回り、9時ごろに初日とは違ったアプローチでファーストフィッシュをキャッチしました。

しかし連発することはなく12時ライブウェルに入っていたのはたったの2尾。

相変わらず精神的に苦しみながらミスを重ねつつ、午後からは1時間おきにキャッチして計4本で帰着となりました。

二日目は1650g/4尾・21位と順位を上げたものの予選成績は34位と挽回できず、3日目の決勝に進むことはできませんでした。

 

試合を終えて

 

自分の先入観を振り払えずに周りが見えなくなって取り残された今大会。

練習内容の詰めの甘さや精神面での弱さなど、あらためて課題が浮き彫りになった1戦だったと振り返ります。

次戦の旧吉野川戦では高望みはせず、スキルアップを目指して地道に、愚直に、徹底的に思考を張り巡らせて一先ずは練習に臨みたいと思います。

この悔しさは一生忘れない。

 

写真 JB/NBC